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【大陸別に解説】コーヒーの産地は80カ国以上!特徴をご紹介【ランキングもあるよ】

投稿日:2019-07-02 更新日:



「コーヒーの産地について教えてほしい!」

「コーヒー産地の生産量ランキングを知りたい!」

「ついでに、コンビニのコーヒーはどこの産地なのか知りたい!」


こういった疑問にお答えします。

ちょっとだけ自己紹介



※記事の信頼性を保つために記載しています。
※少し長いので、ここは読み飛ばしてもらっても構いません。



自己紹介として、私とコーヒーの関わりについてお話します。


コーヒーにはまったのは、新卒の2014年頃。

それまでは、「ただの苦いだけの飲み物」としか思っていませんでした。

しかし、会社員になって家の近くのカフェでお茶したり、仕事したりする機会が増えてコーヒーを飲む機会が増えました。

あとは、当時セブンカフェのようなサービスが普及し始めたのも、同じような時期だったと思います。


今まで避けてきたコーヒーを改めて味わってみたら、

「あれ、意外と美味しいぞ!?」

と思ったのがきっかけです。


それから、コーヒーの魅力にとらわれてしまいました。

そして現在は、ほぼ毎日3〜4杯を欠かさず飲んでいます。


ただ、本格的にコーヒーを勉強し始めたのは2019年に入ってからです。

自分だけのお気に入りのコーヒーを探すべく、勉強している次第です。


続いて、記事の信頼性についてお話します。


ネット情報ですと、あまり信頼性の面で薄くなると感じています。

なので、記事の内容は本や雑誌、実際に自分で体験した情報をメインに載せています。

※どうしても調査できないものは、一部ネット情報を引用しています。


まだまだコーヒー素人の身ではありますが、記事の信頼性担保になれば幸いです。

【大陸別】コーヒーの産地は80カ国以上!特徴を解説します



コーヒーの産地について、大陸別にご紹介していきます。

世界の半数近くの国がコーヒーを生産している!



コーヒーは、世界80カ国以上で生産されています。

国の数は現在196カ国ありますので、約半分近い国で作られていることになりますね。


コーヒーは栽培環境によって、品質や味わいがかなり変わってきます。

なので、例え同じ品種のコーヒーだとしても、国や地域で特徴は様々なんですよ。

コーヒーベルト



コーヒー豆は、「コーヒーノキ」という植物の種子からできています。

コーヒーノキは、決してどこでも育つというわけではありません。


一般的にコーヒーノキが育つとされているのは、南回帰線から北回帰線の範囲内にある地域です。

この範囲は、通称「コーヒーベルト」と呼ばれています。


ただし、コーヒーベルトの範囲内にあるからといって、必ずしも高品質なコーヒーができるとは限りません。

求められる環境条件に合致した地域のみが、高品質なコーヒーを生産できるのです。


それでは、以下から大陸別に解説しますよ。

南米はコーヒー生産量トップのメガ産地!



南米は、コーヒーの一大生産地です。


特にブラジルとコロンビアが頭一つ抜き出ていて、世界のコーヒー生産量の約4割を占めているほどなんです。

スペシャルティコーヒーからコモディティコーヒーまで、様々な種類を生産しています。


私たちが普段口にするコーヒーにもかなり高い確率で、ブレンドされていますよ。

南米における主な産地

  • ブラジル
  • コロンビア
  • ペルー



南米に関するコーヒーの産地と特徴に関しては、以下の記事で詳細に解説しています。

ぜひチェックしてみて下さいね。

>>【南米編】コーヒーの産地と特徴について徹底解説【主要6カ国を紹介】

中米はスペシャルティコーヒー界を牽引する大陸!



中米・カリブ海地域は、コーヒーベルトにすっぽり収まったコーヒー生産の適地です。


国・地域ごとに気候が違っていて、なおかつ栽培条件に適した環境が揃っていますよ。

味わいは千差万別で、品質も高いんです。


ジャマイカの「ブルーマウンテン」、アメリカ・ハワイ州の「ハワイコナ」など人気銘柄も多数ありますね。

近年では、パナマ・ゲイシャが注目を浴びていて、非常に高値で取引されていますよ。


現在のスペシャルティコーヒー界を牽引する、名産地ですね。

中米における主な産地

  • グアテマラ
  • エルサルバドル
  • ホンジュラス
  • パナマ
  • ジャマイカ



中米に関するコーヒーの産地と特徴に関しては、以下の記事で詳細に解説しています。

ぜひチェックしてみて下さいね。

>>【中米編】コーヒーの産地と特徴について徹底解説します【主要13カ国をご紹介】

アフリカはコーヒー生誕の地!



アフリカは、主に中央部から東部にかけて生産しています。


コーヒーの生まれ故郷は、エチオピアだといわれていますよ。


アフリカで人気なのは、エチオピアやケニア産あたりですね。

エチオピアの「モカ」、タンザニアの「キリマンジャロ」はアフリカを代表する銘柄ですね。

近年では、エチオピア・イルガチェフェ地方のコーヒーがスペシャルティコーヒー界を席巻するほど注目されていますよ。

アフリカにおける主な産地

  • エチオピア
  • ケニア
  • ルワンダ
  • タンザニア



アフリカに関するコーヒーの産地と特徴に関しては、以下の記事で詳細に解説しています。

ぜひチェックしてみて下さいね。

>>【アフリカ編】コーヒーの産地と特徴について徹底解説【主要13カ国をご紹介】

アジア・オセアニアは成長著しいコーヒー開拓地!



他の地域と比較すると、品質面では少し劣るのがアジア・オセアニア地域です。

実際、生産量はコモディティコーヒーが多く、安価で大量生産できる品種が多いですね。


しかし、コーヒー業界はサードウェーブに伴い、より品質を重視しています。

まだまだ成長途中ですが、高品質なコーヒーを生産する活動が活発化していますよ。


アジア圏の中でも品質が高いのが、インドネシアで、スマトラ島の「マンデリン」はパンチの効いた苦味が特徴の人気銘柄です。

また、インドネシアに生息するジャコウネコの糞から採取したコーヒー豆を使った「コピ・ルアク」は世界一高価なコーヒーとして知られていますね。

アジア・オセアニアにおける主な産地

  • イエメン
  • インドネシア
  • ベトナム



アジア・オセアニアに関するコーヒーの産地と特徴に関しては、以下の記事で詳細に解説しています。

ぜひ、チェックしてみて下さいね。

>>【アジア・オセアニア編】コーヒーの産地と特徴について徹底解説【主要15カ国をご紹介】

コーヒー産地のランキングを3つまとめてみました



大陸別のコーヒーの産地について、ご紹介しました。


続いては、コーヒーに関するランキングについてざっくりとまとめてみました。

以下のランキングをご紹介します。

  • 世界のコーヒー生産量ランキング
  • 日本のコーヒー輸入量ランキング
  • 1人当たりのコーヒー消費量ランキング

世界のコーヒー生産量ランキング

  • 1位:ブラジル(約330万トン)
  • 2位:ベトナム(約153万トン)
  • 3位:コロンビア(87万トン)
  • ※2016年度



まずは、世界のコーヒー生産量について、3位までを並べてみました。


ブラジルだけで、世界の約30%、コロンビアを含めると約40%を占めていますよ。

ベトナムは、生産量は多いですが、コモディティコーヒーがメインですね。

日本のコーヒー輸入量ランキング

  • 1位:ブラジル(13万7,800トン)
  • 2位:ベトナム(9万9,000トン)
  • 3位:コロンビア(6万7,000トン)
  • ※2016年度



続いては、日本への輸入量が多いコーヒー生産国ランキングです。

上位3国だけで、全体の輸入量の実に7割近くを占めているんです。

1人当たりのコーヒー消費量ランキング

  • 1位:ノルウェー(9.28kg/年)
  • 2位:スイス(8.06kg/年)
  • 3位:ブラジル(6.08kg/年)
  • 4位:EU(4.89kg/年)
  • 7位:日本(3.64kg/年)
  • ※2015年度



そして3つめは、一人あたりのコーヒー消費量の多い国ランキングです。

興味深いのは、ノルウェーを中心とする北欧やヨーロッパが多いことですね。


ヨーロッパにとって、コーヒーは生活の一部で欠かせないものなんです。

ちなみに、サードウェーブに伴う浅煎りで高品質なコーヒーを嗜む流れは、北欧が先駆けともいわれていますよ。

>>サードウェーブとはコーヒー業界のトレンド用語です【第4の波についても解説あり】

コンビニコーヒーで使う豆の産地について調べてみた



続いて本章では、私の生活に根付きつつある、コンビニコーヒーの産地についてまとめてみました。


2010年前半ごろから、日本では「セブンカフェ」などを始めとした、コンビニコーヒーが登場しました。

そして、今現在はだいぶ普及していますよね。


身近にあるコンビニコーヒーの豆は、どの産地のものを使っているのかまとめてみましたので、ぜひチェックしてみて下さいね。

セブンイレブン

  • 品種:アラビカ種100%
  • 産地:ブラジル、コロンビア
  • ホットとアイスで産地を使い分けている
  • トリプル焙煎(豆ごとに最適な焙煎で出している)



セブンイレブンは、スペシャルティコーヒーの品種である「アラビカ種」を100%使用しているようですね。

ブラジルやコロンビア産をブレンドしていて、焙煎も豆ごとに最適な焙煎方法に調整しているとのことです。

ファミリーマート

  • 品種・産地:不明
  • エチオピア・イルガチェフェ地方の豆を使用したスペシャルティコーヒーを販売している(一部店舗)



ファミリーマートに関しては、品種・産地ともにはっきりとはしないようです。

ネットに情報が転がっていますが、公式サイトには記載がないため証拠不十分とのことで「不明」としました。


一部店舗では、エチオピア産・イルガチェフェのコーヒーを提供しているようです。

>>【コーヒーの歴史】原産国エチオピアではコーヒーはフルーツだった!?【味の解説あり】

ローソン

  • 品種:アラビカ種100%
  • 産地:ブラジル、コロンビア、タンザニア、ニカラグア
  • ブレンド・アイス・ラテ系で豆を変えている
  • 一部店舗ではパナマ・ゲイシャのコーヒーを提供している



ローソンのコーヒーは、セブンと同じくアラビカ種100%とのことです。

産地も南米・中米・アフリカのブレンドということで、かなりこだわりがあることがわかりますね。


さらに一部店舗では、最高級と評される「パナマ・ゲイシャ」のコーヒーを提供しているとのこと。


コーヒーの品質にも、かなり力を入れているようです。

マクドナルド

  • 品種:アラビカ種(配合率は不明)
  • 品種:ブラジル、コロンビア、グアテマラ、エチオピア
  • 豆ごとに焙煎方法を変えている(5種類)



コンビニではありませんが、マクドナルドのコーヒーについてもまとめてみました。


アラビカ種を使用し、産地もよく厳選されていますね。

焙煎方法にもこだわりが光っているので、他のコンビニと比較しても、かなりコーヒーの質は高いのではないでしょうか。

コーヒーは産地ごとに特徴が異なる!コーヒーを選ぶ際の基準にしてみては



コーヒーの産地に関して、ご紹介しました。


繰り返しになりますが、コーヒーは国・地域によって同じ品種のコーヒー豆であっても、味わいはまるで違います。

本当に奥が深いコーヒーの世界なので、一つずつ実際に味わって楽しんでみてくださいね。


さて、最後に地域別のコーヒー産地をまとめた記事を、再度ご紹介します。

改めて、ぜひチェックしてみて下さいね。


>>【南米編】コーヒーの産地と特徴について徹底解説【主要6カ国を紹介】

>>【中米編】コーヒーの産地と特徴について徹底解説します【主要13カ国をご紹介】

>>【アフリカ編】コーヒーの産地と特徴について徹底解説【主要13カ国をご紹介】

>>【アジア・オセアニア編】コーヒーの産地と特徴について徹底解説【主要15カ国をご紹介】


それでは、以上です。

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