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日本におけるコーヒーの歴史をまとめてみた【日本以外も解説あり】

投稿日:2019-05-13 更新日:



日本では、大手チェーンからレトロな喫茶店まで、様々なところでコーヒーを楽しめますよね。

では、日本におけるコーヒー文化はどうやって広まったのでしょうか。

「日本とコーヒーの歴史について知りたい。」

「日本にコーヒー文化が広まったのは、いつ頃なんだろう。」



こういった疑問に答えます。

ちょっとだけ自己紹介


※記事の信頼性を保つために記載しています。
※少し長いので、ここは読み飛ばしてもらっても構いません。



自己紹介として、私とコーヒーの関わりについてお話します。


コーヒーにはまったのは、新卒の2014年頃。

それまでは、「ただの苦いだけの飲み物」としか思っていませんでした。

しかし、会社員になって家の近くのカフェでお茶したり、仕事したりする機会が増えてコーヒーを飲む機会が増えました。

あとは、当時セブンカフェのようなサービスが普及し始めたのも、同じような時期だったと思います。


今まで避けてきたコーヒーを改めて味わってみたら、

「あれ、意外と美味しいぞ!?」

と思ったのがきっかけです。


それから、コーヒーの魅力にとらわれてしまいました。

そして現在は、ほぼ毎日3〜4杯を欠かさず飲んでいます。


ただ、本格的にコーヒーを勉強し始めたのは2019年に入ってからです。

自分だけのお気に入りのコーヒーを探すべく、勉強している次第です。


続いて、記事の信頼性についてお話します。


ネット情報ですと、あまり信頼性の面で薄くなると感じています。


なので、記事の内容は本や雑誌、実際に自分で体験した情報をメインに載せています。

※どうしても調査できないものは、一部ネット情報を引用しています。


まだまだコーヒー素人の身ではありますが、記事の信頼性担保になれば幸いです。

日本におけるコーヒーの歴史についてまとめてみた



日本とコーヒーの歴史的な関わりは、非常に密接なんですよ。

それでは、解説していきます。

日本のコーヒー文化は先進国と比べて後発だった



日本とコーヒーの起源は、古くは長崎の出島オランダの商人が日本に持ち込んだ、というところからスタートしています。


一般的に広まり始めたのは、1888年に初めて喫茶店が出店してからです。

これは、アメリカのコーヒー文化の影響を強く受けていたと言われています。


そして欧米や西欧諸国に比べると、コーヒーの広まりに関して日本は後発だったようですね。

「珈琲」の由来



コーヒーを漢字で書くと、「珈琲」と書きます。

これには、れっきとした由来があります。


名付け親は、江戸時代に蘭学者で医者だった、宇田川榕庵(うだがわようあん)という人物でした。

彼は、当時の女性が髪飾りとしてつけていた「かんざし」の形が、コーヒーの実がついた木と似ていることに気づきました。

この発想から、かんざしの花を表す「珈」と、玉を結ぶためのヒモを表す「琲」を合わせて珈琲と名付けたそうです。

日本初の喫茶店



1888年に上野西黒門町で初めてオープンした喫茶店が、「可否茶館」という喫茶店でした。

店主はアメリカのコーヒーショップに影響を受けて、日本に持ち込んだとされています。


当時の喫茶店は、ただコーヒーを楽しむための場所ではありませんでした。

むしろ、人々と交流したり、ビリヤードなどの娯楽を楽しむための社交場のようなスタイルだったそうですよ。

日本の喫茶店文化は時代を先取りしていた



2010年代頃から日がついた、「サードウェーブ」の流れは実は日本がすでに取り入れていた流れなんですよ。

店主が自ら選び抜いた豆をドリップして提供するスタイルは、日本が先にトレンドを持っていたと言っても過言ではないです。

缶コーヒーは日本生まれです



日本でもおなじみの缶コーヒーですが、実は日本生まれだったことはご存知でしょうか。

1969年に、日本のコーヒー会社UCC(上島珈琲)株式会社が開発しました。

手軽にコーヒーを楽しめるようにと、社長の上島忠雄氏によって考案されました。


当時は、瓶入りのコーヒーで飲み干した後はお店に瓶を返却しなければならなかったそうですよ。

日本でトレンド化した「シアトル系」



1980年代から1990年代にかけて広まったのが、「シアトル系コーヒー」です。

これは、深煎りのコーヒーを使って豆の苦味や風味を楽しむスタイルです。

このあたりから、日本でも大手チェーン店が出店してきました。


代表的なのが、シアトル系コーヒーの代表格「スターバックスコーヒー」です。


エスプレッソベースの濃い味のコーヒーに、甘いスイーツを足した新感覚のコーヒーの楽しみ方を広めました。

日本のラテアートは世界中で人気


カプチーノを作る際に、ミルクの入れ方で絵を表現する「ラテアート」という視覚的な楽しみ方もありますよね。

日本の技術は、特に緻密で繊細なことから世界中で高く評価されているんですよ。


世界で開かれるラテアートの大会で、日本人は大活躍しているんですね。

日本以外の国とコーヒーの歴史についてまとめてみた



日本とコーヒーの歴史について触れました。

おまけとして、日本以外の国とコーヒーの関わりについても軽く触れていきます。

さらに詳細を知りたい方は、関連記事をぜひご覧くださいね。

アメリカとコーヒーの歴史



日本は、アメリカのコーヒー文化に強く影響されて広まりました。

スターバックスをはじめとしたシアトル系のコーヒーを代表格に、コーヒーブームを牽引している立役者です。


ヨーロッパ諸国とコーヒーの歴史



エスプレッソやカフェオレなどの、様々なコーヒーの楽しみ方を気づいてきたのは、ヨーロッパの影響がとても大きいです。

コーヒーの消費量も、ヨーロッパが多数を占めているんですね。

中南米諸国とコーヒーの歴史



コーヒー生産国として世界一の生産量を誇るブラジルを筆頭に、中南米は世界のコーヒー文化になくてはならない存在です。

各国では、コーヒーを独自の方法で楽しむことが多く、多種多様です。


アフリカとコーヒーの歴史



アフリカは、コーヒー豆の品質が特に高い地域です。

その背景には、アフリカの過酷な環境とコーヒーに最適な環境があればこそなんです。

アフリカとコーヒーは、切っても切れない重要な産業として根付いています。


アジア・オセアニアとコーヒーの歴史



インドネシアやベトナムなど、高品質なコーヒー生産が可能な地域が多いアジア地域。

そして近年注目されるオセアニア地域のコーヒーは、新しい風を吹き起こし始めています。


日本とコーヒーの歴史を知ればコーヒーの楽しみ方も増える!



日本とコーヒーの関わりを知れば、コーヒーに対する考え方も変わってきます。

歴史を深めて、コーヒーの世界をより楽しみましょう。


さらに、日本とコーヒーの歴史を深めるなら、「珈琲の世界史」という本がオススメ。

世界と日本のコーヒーを多面的に解説されている良著です。

旦部 幸博 講談社 2017/10/18



それでは、以上です。

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