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【解説】コーヒーの旬はいつ?産地ごとにまとめました【ヴィンテージは最悪】

投稿日:2019-08-30 更新日:

【解説】コーヒーの旬はいつ?産地ごとにまとめました【ヴィンテージは最悪】


こんにちは。「三度の飯より一杯のコーヒーが好き😌」
ダイスケです。


今回は、コーヒーの「旬」について解説していきます。

コーヒーはいつでも飲めるけど、旬の時期はあるのかな?
コーヒーの生豆を買いたいんだけど、旬の時期はいつなの?


こういった疑問を持つ、コーヒーにこだわりのあるアナタにお届けします。


それでは、解説します!

ちょっとだけ自己紹介



※記事の信頼性を保つために記載しています。
※少し長いので、ここは読み飛ばしてもらっても構いません。



自己紹介として、私とコーヒーの関わりについてお話します。


コーヒーにはまったのは、新卒の2014年頃。

それまでは、「ただの苦いだけの飲み物」としか思っていませんでした。

しかし、会社員になって家の近くのカフェでお茶したり、仕事したりする機会が増えてコーヒーを飲む機会が増えました。

あとは、当時セブンカフェのようなサービスが普及し始めたのも、同じような時期だったと思います。


今まで避けてきたコーヒーを改めて味わってみたら、

「あれ、意外と美味しいぞ!?」

と思ったのがきっかけです。


それから、コーヒーの魅力にとらわれてしまいました。

そして現在は、ほぼ毎日3〜4杯を欠かさず飲んでいます。


ただ、本格的にコーヒーを勉強し始めたのは2019年に入ってからです。

自分だけのお気に入りのコーヒーを探すべく、勉強している次第です。


続いて、記事の信頼性についてお話します。


ネット情報ですと、あまり信頼性の面で薄くなると感じています。

なので、記事の内容は本や雑誌、実際に自分で体験した情報をメインに載せています。

※どうしても調査できないものは、一部ネット情報を引用しています。


まだまだコーヒー素人の身ではありますが、記事の信頼性担保になれば幸いです。

コーヒーの旬はいつ?産地ごとにまとめました

コーヒーの旬はいつ?産地ごとにまとめました


「コーヒーって1年中飲めるし、旬の時期なんてあるの?」


と疑問に思う方も、多いのではないでしょうか。


結論は、コーヒーには旬の時期がありますよ。

コーヒーにも「旬」の時期がある!



コーヒーの旬の時期は、しっかりあります。

旬の時期を狙って、コーヒー農家の方々は、完熟した「コーヒーチェリー」を収穫します。

コーヒーの収穫期は、1回ないし2回あります。

  • 亜熱帯地域は、年1回の収穫
  • 熱帯地域は、年2回の収穫(1回目は多く2回目は少なめ)


各国ごとに、気候条件によって収穫回数が変わるんですね。


ちなみに、大きな収穫期を「メインクロップ」、次の小さな収穫期を「サブクロップ」と呼んだりします。


しかし、繰り返しますが、コーヒーは旬の時期があります。

なので、年中収穫できるわけではないんですよ。

コーヒーは生鮮食品です



コーヒーはよく、ワインと比較されます。


なぜかというと、コーヒーもワインも産地の環境や土壌によって、品質が大きく変わるからです。

こういった、ワインやコーヒーの生育環境のことを、「テロワール」といいます。

>>【ざっくり解説】ワインだけじゃない!コーヒーにおけるテロワールの重要性とは?


しかし、コーヒーとワインで決定的に違うことが、1つ。


それは、ワインと違ってコーヒーには「ヴィンテージ(古い収穫年)」が存在しないことですね。


コーヒーはいわば、生鮮食品です。

なので、収穫してから時間が経つほど、味わいは落ちてしまうんです。

オールドクロップに注意!



コーヒーは、収穫した時期によって以下の3つに分けられます。

・「ニュークロップ」:本年度に収穫した新豆。香り高く、個性がダイレクトに現れる

・「パストクロップ」:前年度に収穫した生豆。水分が抜け、バランスの良い味わいになる

・「オールドクロップ」:収穫してから3〜4年経過した生豆。酸味が弱く鮮度が低く、樹木や麻袋の嫌な臭いがする


つまり、最も状態が良いのが「ニュークロップ」ですね。

逆に、避けるべきなのが「オールドクロップ」ですね。

マイルドな味わいになる場合もありますが、大抵は質がだいぶ落ちてしまいます。

保存状態にも気をつける



旬の「ニュークロップ」だとしても、注意点があります。

それは、適切な保存方法を守ることです。


たとえ新豆であっても、保存状態が悪いと、劣化が激しくなります。

すると、酸味が弱まり、水分量の増減に伴って、麻袋の臭いをまとってしまう場合があります。


つまり、「オールドクロップ」化してしまうのです。


いくら旬の時期のコーヒー豆を手に入れても、保存方法を間違えないように注意しましょう。

ちなみに、コーヒー豆の保存状態については、こちらの絶対に失敗しない!コーヒー豆の保存方法【おすすめ保存容器もご紹介】にて、解説していますよ。

旬のコーヒー豆を見つけるためには?


それじゃあ、旬のコーヒー豆を見つける方法はあるの?


という疑問にお答えします。

方法は、以下です。

・収穫日が記載されたコーヒー豆を購入する

・お店の人に直接確認する


この2つですね。

ただし、前者は焙煎日の記載はあるけど、収穫日の記載がないコーヒーは、実のところ多いです。。


なので、割と見つけにくいかもしれませんね。


そういった場合は、直接お店の人に聞いてみるのが良いですね。


特に、生豆を扱う「焙煎士」さんに聞くのがベストですね。

コーヒーの旬は「収穫カレンダー」を参考に!



さらに、コーヒーの旬の時期というのは、産地によって様々なんです。

参考までに、各産地ごとの収穫カレンダーをご紹介します。


ざっくりとこんな感じで、赤い部分が収穫期ですね。

ただし、注意点が2つほど。

・同じ産地でも、地域によって収穫時期に差がある

・品種によって、収穫時期が異なることがある


コーヒーの栽培環境は、寒暖差の激しい標高の高い地域が最適とされています。

なので、同じ産地でも地域によって気候が全く違う場合もあります。


それから、品種によっても、例えばアラビカ種とロブスタ種では、収穫時期にズレがあります。


ですので、上記の収穫カレンダーはあくまで「参考」程度に見ていただき、それを元に、お店の方に問い合わせてみましょう。

【まとめ】コーヒーの旬を押さえて、新鮮な味わいを楽しもう!

【まとめ】コーヒーの旬を押さえて、新鮮な味わいを楽しもう!



コーヒーの旬に関する解説は、以上です。

最後にポイントをまとめると、こんな感じです。

・コーヒーは「旬」の時期があり、産地毎に時期も異なる

・鮮度も大事で、ニュークロップがベスト

・保存方法にも気を配る

・旬のコーヒーは、「焙煎士」に尋ねて購入がベスト


こんな感じでした。


お気に入りの産地があれば、旬の時期を押さえて、鮮度抜群のコーヒーを味わってみましょう。


最後に追記です。

コーヒーを生豆の状態で購入した場合、旬の生豆であっても、焙煎に失敗すると台無しになってしまいますね。。

こちらのコーヒー豆の「焙煎」とは何か【8段階あります】で焙煎段階と自家焙煎の方法について解説しています。

合わせて、チェックしてみて下さいね。


それと、コーヒー豆の保存方法の関連記事も、再度ご紹介します。

>>絶対に失敗しない!コーヒー豆の保存方法【おすすめ保存容器もご紹介】


それでは、以上です。

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