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【解説あり】コーヒー豆の種類を徹底比較【お気に入りを見つけよう】

投稿日:2019-06-06 更新日:



「コーヒー豆ってどれくらい種類があるんだろう?」

「自分の好みの味に近いコーヒー豆ってなんだろう?」


こういった疑問に答えます。

ちょっとだけ自己紹介


※記事の信頼性を保つために記載しています。
※少し長いので、ここは読み飛ばしてもらっても構いません。


自己紹介として、私とコーヒーの関わりについてお話します。


コーヒーにはまったのは、新卒の2014年頃。

それまでは、「ただの苦いだけの飲み物」としか思っていませんでした。

しかし、会社員になって家の近くのカフェでお茶したり、仕事したりする機会が増えてコーヒーを飲む機会が増えました。

あとは、当時セブンカフェのようなサービスが普及し始めたのも、同じような時期だったと思います。


今まで避けてきたコーヒーを改めて味わってみたら、

「あれ、意外と美味しいぞ!?」

と思ったのがきっかけです。


それから、コーヒーの魅力にとらわれてしまいました。

そして現在は、ほぼ毎日3〜4杯を欠かさず飲んでいます。


ただ、本格的にコーヒーを勉強し始めたのは2019年に入ってからです。

自分だけのお気に入りのコーヒーを探すべく、勉強している次第です。


続いて、記事の信頼性についてお話します。


ネット情報ですと、あまり信頼性の面で薄くなると感じています。

なので、記事の内容は本や雑誌、実際に自分で体験した情報をメインに載せています。

※どうしても調査できないものは、一部ネット情報を引用しています。


まだまだコーヒー素人の身ではありますが、記事の信頼性担保になれば幸いです。

【解説あり】コーヒー豆の種類を徹底比較します



ひとくちにコーヒー豆とはいっても、種類は実に多彩なんです。


その中でも、代表的な品種と銘柄をメインで解説していきます。

貴方の好みに近い味はどれか、ぜひチェックしてみて下さいね。

ざっくり分けると3種類



コーヒー豆を大まかに分類すると、3つの種類に分けることができます。

それが、以下の3種類です。

  • アラビカ種
  • カネフォラ種
  • リベリカ種


この3つは俗に「コーヒー豆の3原種」とも呼ばれています。


では、順番に解説していきますね。

アラビカ種

  • エチオピア原産
  • 世界で流通しているコーヒー豆の7割を占める
  • 栽培が難しくかつ高品質
  • ストレートコーヒー(単一銘柄のコーヒー)が主流
  • スペシャルティコーヒーのほとんどはアラビカ種


コーヒーを楽しむなら、高品質なアラビカ種で決まりです。

スペシャルティコーヒーについて知りたい方は、こちらの記事をご参考下さい。
(関連記事に飛ばす)

カネフォラ種

  • コンゴ原産
  • 世界で流通しているコーヒー豆の2割を占める
  • 栽培が比較的簡単かつアラビカ種よりも質が劣る
  • 病気に強いという意味を込めて「ロブスタ種」とも呼ばれている
  • 安価なインスタントコーヒーやブレンドコーヒーで用いられる


日本ですと、アイスコーヒーや缶コーヒーなどに使われていますよ。

リベリカ種

  • 西アフリカ原産
  • 世界で流通しているコーヒー豆の1割を占める
  • 栽培がどの品種よりも簡単で質が低い
  • 干ばつなどの水不足に強く、病気にも強い
  • 世界の市場に出回っていないので、日本での入手はほぼ不可能


日本では手に入らないので、ここはスルーでも良いです。

コーヒーの品種は実に200種類以上!



3原種から派生して、実に多くの品種が存在しているんですよ。


アラビカ種だけでも、実に200種類以上を誇ります。

ありすぎて、どれを選んでいいのか困ってしまいますね。


今回は、その中でも代表的な品種をピックアップして、ご紹介していきますよ。

代表的なコーヒー豆の品種12選



これからご紹介するのは、日本でもドリップコーヒーとして親しまれている代表的な品種をご紹介していきます。


味の特徴も合わせて解説していきますよ。


主な品種の派生をまとめると、図のような感じになります。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

ティピカ種

  • アラビカ種の2大派生品種の1つ
  • 広く栽培されているが、他の品種に比べて生産量が少ない
  • カップに注いだときの風味が高く評価されている
  • エレガントでソフトな酸味とコクを持つ

ブルボン種

  • アラビカ種の2大派生品種の1つ
  • 厳密には、マダガスカル島でティピカが突然変異した品種
  • ティピカよりも2〜3割生産量が多い
  • 豊かなコクとまろやかな甘みを持つ

ムンド・ノーボ種

  • ティピカとブルボンが自然交配して生まれた品種
  • 病気に強く、生産量が多い
  • ブラジルで特に多く生産されている
  • 苦味・酸味・甘みのバランスが非常に良い

カトゥーラ種

  • ブルボンが突然変異して生まれた品種
  • ティピカの3倍以上の生産量で、中南米で広く栽培されている
  • 酸味と苦味のクオリティの高さが評価されている
  • 風味の高さも一級品で、標高が高いほどより上質になる

パープラセンス種

  • ブルボンが突然変異して生まれた品種
  • 生産量は少なく、希少性が高い
  • ベネズエラやホンジュラスの一部で小規模栽培されている

カトゥアイ種

  • ムンド・ノーボとカトゥーラを人工交配して作った品種
  • 耐久力が高く、生産量が多い
  • ブラジルで多く栽培されている
  • 味はムンドノーボに近いバランス型

ルメスダン種

  • スーダンで発見された野生品種
  • 病気に強く、生産量は多い
  • 日本にはほとんど入ってこないため、希少性はトップクラス

ゲイシャ種

  • エチオピア原産の野生品種
  • 生産量は少なく、希少性が高い
  • パナマで脚光を浴び、中南米を中心に栽培されている
  • 柑橘類を思わせる味わいを持つ
  • 香りの高さから、花や香水に例えられるほど

ビジャ・サルチ種

  • ブルボンが突然変異して生まれた品種
  • 生産量は少ないため、希少性が高い
  • 風味が上質で、世界中で珍重されている

マラゴジーペ種

  • ティピカが突然変異して生まれた品種
  • 生産量は少ないため、希少性が高い
  • 独特の味わいでファンが多い

パーカス種

  • ブルボンが突然変異して生まれた品種
  • 干ばつなどの自然災害に強く、生産量も多い
  • ブルボンに似た上質な味で、標高が高いほど上質になる

パカマラ種

  • パーカスとマラゴジーペを人工交配して作った品種
  • 収穫量は少なく、希少性が高い
  • フレーバーですっきりとした酸味を持つ
  • チョコレートやフルーツのような甘みを持ち、標高が高いほど上質になる

代表的なコーヒー豆の銘柄8選



皆さんがコーヒー豆の種類を比較するときに、一番わかりやすいのは、品種よりも銘柄だと思います。

日本でもポピュラーな銘柄をセレクトしましたので、自分に合いそうなものを見つけてみて下さいね。

品種と銘柄ってどう違うの?



品種は、コーヒー豆自体の種類です。

銘柄は、コーヒーのブランド名です。

例えば、ジャマイカで作られているティピカ種は、品質の高さから「ブルーマウンテン」というブランド名、つまり銘柄で親しまれていますね。


それでは、代表的な銘柄をご紹介していきます。

キリマンジャロ

  • アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロから命名された銘柄
  • 柑橘系を思わせる酸味と甘酸っぱくて爽やかな後味が魅力
  • しっかりとした酸味とフルーティさを味わいたい方におすすめ

グアテマラ

  • 火山灰の土壌で育ったアラビカ種メインの銘柄
  • クセがなくコクと甘みのバランスが良い
  • バランス重視で、甘さも味わいたい方におすすめ

コロンビア

  • アラビカ種から派生した多彩な品種をブレンドした銘柄
  • まろやかな風味で苦味・酸味・甘みのバランスが良い
  • バランス重視で、素朴な味わいが好きな方におすすめ

ハワイコナ

  • アメリカで唯一栽培されているハワイ州コナ地区の銘柄
  • ソフトな口当たりと独特でエレガントな酸味と甘い香りが特徴
  • 酸味重視で、ちょっとリッチな気分を味わいたい方におすすめ

ブラジル

  • 日本に輸入されるコーヒーの中で一番多い銘柄
  • 苦味・酸味・甘みのバランスが非常に良い
  • 優しい味わいでクセがないので、コーヒー初心者におすすめ

ブルーマウンテン

  • ジャマイカのブルーマウンテン地区で作られた銘柄
  • エレガントでスウィートな香りとバランスの良い味わいが魅力
  • 高級感が持ち味なので大切な人との時間のお供におすすめ

マンデリン

  • インドネシアのスマトラ島でのみ作られるハイクオリティの銘柄
  • 酸味が少なく奥深いコクとパンチのある苦味が特徴
  • コーヒーの苦味をがっつり味わいたい方におすすめ

モカ

  • イエメン、エチオピアで作られる銘柄
  • 「モカ・マタリ」「モカ・ハラー」などの派生もある
  • フルーティな酸味とつややかな香りで苦味が少ないのが特徴
  • トロピカルな酸味を味わいたい方におすすめ

コーヒー豆の種類は多彩!【お気に入りを見つけよう】



コーヒー豆の種類によって、味わいは多種多様なんです。

実際に豆を購入して、お気に入りの一杯を探してみませんか?

コーヒー豆を購入してみよう



コーヒー豆を購入できる通販サイトは様々あります。

おすすめは数種類購入して、飲み比べしてみることですね。

飲み比べをしてみよう



ワインでいうところの「テイスティング」と同じで、コーヒーにも「カッピング」という飲み比べのテクニックがあります。

複数の豆を購入して、コーヒーの飲み比べをしてみませんか。

>>【解説あり】カッピングとはコーヒーのテイスティング方法です【自宅でもできます】

ブレンドしてみるのもおすすめ



数種類のコーヒー豆を、ブレンドしてみるのもおすすめですよ。

ブレンドの組み合わせは、無限大です。

単一の豆だけでは味わえない、複雑な味わいを楽しむことができますよ。

自分だけのお気に入りの一杯を見つけよう



コーヒー豆の種類を確認したら、実際にコーヒーを淹れて楽しんでみましょう。

自分の好みの味わいを見つけるのも楽しいですよ。


それでは、以上です。

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