Java難しすぎ。。
超初心者から始められる、Java学習のロードマップを教えてほしい。
こういった疑問に、ズバリ答えます。
本記事では、以下の内容について解説します。
・完全初心者向けのJava学習ロードマップを、4ステップで紹介
・【中級編】ロードマップ完了後におすすめの、Java学習サイト3つ
こんにちは!元Javaエンジニアのダイスケです。
今回は、超初心者向けのJava学習ロードマップを紹介します。
Javaについて簡単に説明すると、C言語に次ぐ難易度を誇り、「IT業界のサグラダファミリア」と称される、みずほ銀行の大規模システム移行でも用いられた開発言語として有名です。
なので、いきなりJava学習を始めても何から手をつければよいか分かりませんよね。
そこで、Javaエンジニアとして丸4年勤務してきた僕が、超初心者から抜け出すJava学習方法を伝授しようと思います。
本記事の通りに学習すると、初心者脱出〜中級レベルのJavaエンジニアまで目指せますよ!
ぜひ、最後までご覧くださいね。
【完全初心者向け】Java学習のロードマップを4ステップで紹介
Javaの超初心者向けに、学習ロードマップを紹介します。
以下の4つのステップをこなせば、基本的なJava開発知識を習得できますよ。
・Progate「Web開発パス」で基礎固め
・Progate「Java学習コース」を走破しよう
・Java開発環境を構築しよう
・「Java学習コース」を写経しよう
それでは、解説します。
ステップ1:Progate「Web開発パス」で基礎固め
まずは、Progate(プロゲート)の「Web開発パス」を一通りこなし、「Web開発とはなんぞや?」を学びましょう。
そもそも、Webシステムの仕組みが分からないと、Javaの役割をイメージできません。
例えるなら、車を全く知らない人に、いきなりエンジンやサスペンションの話をしても、絶対に理解してもらえませんよね。
現時点では、Web開発パスの中で登場する、「Ruby、Ruby on Rails」がJavaの代わりと思ってもらえばよいです。
ちなみに、Progateは月額980円(税別)ですが、Javaの学習本を1冊買うより、圧倒的に安いです。
それから、iPhone・Android版もありますから、通勤・通学中もスマホで学習できますよ。
ステップ2:Progate「Java学習コース」を走破しよう
ステップ2は、「Java学習コース」を進めて、Javaの基礎を叩き込みましょう。
本コースは、全7レッスンで約18時間分のボリュームです。
おそらく、JavaⅣのオブジェクト指向が鬼門になると思います。
スライドと道場コースを上手く活用して、着実に進めましょう。
ステップ3:Java開発環境を構築しよう
続いては、いよいよJava開発環境の構築です。
数々のプログラミング初心者を挫折に追いやってきたのが、環境構築といっても過言ではありません。
実際、侍エンジニア塾の調査では、挫折を経験した人の約30%が「環境構築でつまずいた」と回答しています。
環境構築の壁を超えなければ、今までの学習は水の泡です。
ここが完全初心者を抜け出す正念場ですので、気合いを入れていきましょう。
それでは、以下のステップで進めます。
・JDKをインストール
・Eclipseをインストール
・Eclipse上で「Hello World」を表示させる
ステップ3-1:JDKをインストールする
JDK(Java Development Kit)とは、Javaのソフトウェアパッケージです。
例えるなら、Java開発に必要なソフトが丸ごと入ったおもちゃ箱みたいなイメージです。
以下を参照して最新版のJDKをインストールしましょう。
>>【初心者向け】Windows10にJavaをインストールする方法
※Windowsの方はこちら
>>【初心者向け】MacにJava 11 をインストールする方法
※Macの方はこちら
ステップ3-2:Eclipseをインストール
Eclipse(統合開発環境)は、Progateでいう、コーディング画面になります。
ちなみに、これ以外にも、IntelliJ IDEAやVisual Studioなどがありますが、今は特に覚えなくても大丈夫です。
私自身、Javaエンジニアを4年続けてきましたが、Eclipseを使う案件が9割でした。
以下を参照して、最新版をインストールしましょう。
>>Eclipse、はじめの一歩 - インストールから便利な日本語化プラグインの導入まで
※見出し「EclipseのインストールとPleiades」を参考
※Windows10、Macの両方参照できます
ステップ3-3:Eclipse上で「Hello World」を表示させる
ここまできたら、あとは楽勝です。
引き続き、Eclipse上でJavaファイルとクラスを作成し、print関数で「Hello World」を表示させましょう。
>>Eclipse、はじめの一歩 - インストールから便利な日本語化プラグインの導入まで
※見出し「Eclipseの起動と画面構成」から「Javaプログラムの実行」までやりましょう
これで、開発環境の構築は完了です!
ステップ4:「Java学習コース」を写経しよう
最後のステップは、これまでの復習も合わせて、Eclipse上でProgateのJava学習コースの内容を写経しましょう。
写経する理由は、主に2つです。
- これまでの学習内容の復習
- Eclipseの操作感に慣れるため
上記の通りで、実際の開発環境でコーディングすると、また違った気づきを得られるはずです。
写経まで完了すれば、Java完全初心者からの脱出、コンプリートです!
【補足】Java学習本はおすすめしない2つの理由
少し補足で、Javaの学習本で勉強するのは、ぶっちゃけおすすめしません。
理由は以下の2つです。
- ネットの方が安いから
- 手を動かした方が絶対身につくから
上記の通りで、そもそもJavaの学習本は基本高いです。
例えば、以下は約3,000円もします。
これがProgateなら、1/3の料金で学習できますから、断然お得ですよね。
また、プログラミングを学校の勉強のように座学で済ませるのもよくありません。
例えるなら、畳の上で泳いでも、プールで泳がない限りいつまで経っても上達できないですよね。
それと同じで、プログラミングを学ぶなら、手を動かすことを徹底しましょう。
【中級編】ロードマップ完了後におすすめのJava学習サイト3つ
続いて中級編として、初心者脱出後に利用すべきJava学習サイトのおすすめを紹介します。
それは、以下の3つです。
・Paiza(パイザ)
・Menta(メンタ)
・リーダブルコード
それぞれ、解説します。
①Paiza|プログラミング学習&転職サイト
最初のおすすめJava学習サイトは、Paiza(パイザ)です。
エンジニア転職サービスとプログラミング学習サービスが一体化した、画期的なマルチサービスです。
プログラミング学習の「Paizaラーニング」は、年間プラン7,200円(1カ月あたり600円)がお得で、Java学習本3冊分の料金で使えます。
スキルチェックで高得点を出せれば、書類選考なしで面接可能な求人に応募できるチャンスを手にできますよ。
エンジニアとしての市場価値を判断するにもおすすめです。
②Menta|月額1,000円でメンターをつける
2つ目は、オンラインスキルシェアサービスのMenta(メンタ)です。
Mentaを一言で表すと、「講師を自由に選べる月額制オンラインプログラミングスクール」みたいな感じです。
月額1,000円から、あなたのJava学習をサポートするメンター(講師)をつけられます。
サポート内容の一例をあげると、以下です。
- オリジナルカリキュラムを元に学習サポート
- コードレビュー
- ポートフォリオ作成のサポート
- エンジニア就職・転職の相談など
他には、Paizaのスキルチェックで助言をもらうのに使うのもありですね。
メンターは、現役のエンジニアやフリーランスなど、第一線で活躍するプロが多くいます。
人によっては合う合わないがあるかもしれませんが、その場合は別のメンターに変えてみるのもありです。
③リーダブルコード|コーディングのお作法を学べる名著
3つ目は、『リーダブルコード』という本です。
先ほど、Java学習本はおすすめしないといったばかりですが、この本だけは例外です。
なぜなら、コーディングにおける重要な「お作法」が学べるからです。
お作法とは何かというと、例えば以下です。
- クラス名・メソッド名・変数名などの命名規則
- 正しいコメントの付け方
- 汎用的なコードを使って保守性を高める
上記のような、コーディングの社会常識が詰まった名著です。
ITエンジニアなら、一度は必ず読むべきバイブルなので、できれば購入を強く推奨します。
【補足】最短でエンジニアを目指すならプログラミングスクールがおすすめ
少し補足ですが、効率よくJavaを学習してエンジニア転職を目指すなら、プログラミングスクールを利用するのもおすすめです。
独学と比較した、プログラミングスクールのメリットは以下です。
- 挫折しにくい
- 独学よりも効率よく学習できる
- 転職しやすい
上記の通りで、就職・転職がゴールの人は、ぜひ検討してみてください。
おすすめのjavaプログラミングスクールを、3つほど紹介しますね。
・TechAcademy(テックアカデミー)
→オンラインスクールの最大手、多種多様なコース選択が可能
・RaiseTech(レイズテック)
→最速4カ月で「稼げるエンジニア」になれるオンラインスクール
・0円スクール(ゼロスク)
→無料でJavaを学べる、全国展開の通学型スクール
【補足】上級者・フリーランスを目指すなら現場経験を積むべき
ちなみに、中級レベル以降やフリーランスを目指すには、ぶっちゃけ現場経験を積まないと厳しいです。
なぜなら、現場経験を積まないと、高度なチーム開発やビジネススキル(対人スキルや機能要件・非機能要件の擦り合わせなど)の習得が困難だからです。
したがって、一人前のエンジニアを目指すなら、IT企業でエンジニア経験を積みましょう。
念の為、IT転職に強いおすすめ転職サービスを3つ紹介します。
とりあえず、3つとも会員登録しておくとよいですね。
・WORKPORT(ワークポート)
→IT・Web業界に強く、未経験からの転職サポートが充実
・レバテックキャリア
→キャリアアップ・年収アップなど、IT業界経験者のサポートに強い
・マイナビエージェント×IT
→大手エージェントならではのIT業界求人数と信頼性の高さ
【まとめ】Java学習ではとにかく手を動かそう!
今回の内容を簡単にまとめると、以下です。
・完全初心者は、まずJava学習のロードマップ4ステップを走破しよう
・走破後は、中級レベルのJava学習サイトでさらにスキルを高めよう
Java学習において最も大事なのは、「とにかく手を動かすこと」です。
「習うより慣れろ」なので、手を動かした分だけスキルが定着します。
Javaエンジニアを目指して、まずはロードマップを走りましょう!
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