
こんにちは。ダイスケです。
先日、こちらのツイートが反響になりましたね。
GOROmanさん(@GOROman)さんが提唱した「礼儀2.0」という考え方です。
日本のビジネスマナーは、本当に謎が多いですよね。
「どうして日本って、こんなに謎なビジネスマナーが多いんだろう」
という疑問を持つ方も多いでしょう。
そんな、日本のビジネスマナーの謎について、深掘りしていきます。
ビジネスマナーは謎のしきたりが多いのはなぜ?

日本のビジネスマナーの根幹にあるのは、日本人の「自己中」な考え方に理由があると思っています。
一体どういうことなのか、解説していきます。
謎ビジネスマナーには理由があります
日本人というのは、「真面目で誠実」な人種のように思っている方もいるかもしれません。
ですが、それは全く逆だと思っています。
日本人は、実に自己中心的な生き物で、大人になればなるほど、それが顕著に表れているんです。
ビジネスマナーの謎のしきたりは、日本人の自己中さを体現したものと言えます。
日本人特有のビジネスマナー
日本の謎ビジネスマナーといえば、こんな感じですよね。
- メールやFAX送信後に、送信したことを連絡する電話をかける
- 名刺交換で上下をやたら気にする
- 出社時間はシビアなのに、残業に関しては超ルーズ
- 朝礼文化
- 懇親会で上司にビールを注ぎにいく
- 最後の一本締め
あげたらキリがないですが、とりあえずこんなところでしょうか。
会社でずっと働いていると、当たり前という感覚です。
しかし、一歩引いて客観的に見てみると、すごく不思議に思いませんか?
現代の働き方にあっていない
日本は、もともとは年功序列の社会にありました。
トップダウンが基本で、新人は上司に逆らえない。
上司は新人よりも立場も年齢も上なんだから、敬意を持って接しなければならないといった風潮が、背景にあります。
しかし、現代の働き方は逆です。
年功序列の社会から実力主義の時代に変わり、トップダウンのシステムからボトアップな形式に変わっていますよね。
つまり、新人や上司に関わらず、実力のある人が認められる社会にシフトチェンジしているわけです。
年功序列が作り出した、謎のビジネスマナーは現代の働き方には適していないことがわかります。
国の衰退を加速させている?
「じゃあ、ビジネスマナー自体を無くせばいいのか?」
そういうことではありません。
ビジネスマナー自体は必要だし、これからも残り続けるはずです。
重要なのは、謎なビジネスマナーをなくすべきなんですね。
つまり、日本固有のローカルマナーはいらないということです。
世界中の人と当たり前のように繋がれるようになり、外国人労働者もこれから増えていくでしょう。
グローバルに繋がれる時代だからこそ、グローバルな常識に目を向けることが必要なはずです。
いつまでも、日本のローカルルールに閉じこもるよりも、世界の常識に目を向けていくべきなのではないでしょうか。
「自己中」な日本人を体現している
自分たちの事しか見えていない「自己中」な考え方を体現しているのが、まさに日本のビジネスマナーです。
これからは、自己ではなく、他人を尊重できるようなビジネスマナーに置き換わっていかなければならない時代なのかもしれませんね。
謎ビジネスマナーに変わる新常識「礼儀2.0」とは?

謎なビジネスマナーが蔓延する中で、提唱された「礼儀2.0」とは一体どういったものなのか、見ていきましょう。
「礼儀1.0」時代
礼儀2.0を説明する前に、その前の礼儀1.0について説明します。
これは、言わずもがな今までの礼儀作法の事ですね。
簡単にいうと、「相手のためにいかに時間を使ったか」を尊重するスタイルですね。
電話を尊重したり、名刺の上下を気にするような感じですね。
次の「礼儀2.0」時代へ
では、礼儀2.0とは、どんな礼儀作法なのかというと、「いかに相手に時間を使わせないか」を尊重するスタイルの事です。
例えば、電話は相手の時間を奪う行為だとも言われています。
これを、メールやチャットツールに置き換えれば相手の好きなタイミングで連絡を取り合えます。
または、無駄な飲み会をなくすとかですね。
これも、相手の時間を奪う行為につながっています。
あとは、会社で働く事それ自体を見直して、自宅やカフェなどでできる仕事はリモートワークで行うなども一例ですね。
こういった、相手を尊重する働き方が求められているんですね。
今までの働き方を見直して自分らしいライフワークを
謎のビジネスマナーは、まだまだ存在し続けるでしょう。
一方で、礼儀2.0のような働き方を奨励している企業もたくさんあります。
自分らしく働くためにはどうすればいいか、真剣に考えるべき時期にきています。
礼儀2.0のような働き方に少しでも共鳴したら、まずはアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。