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【実飲レビューあり】マンデリンコーヒーの特徴とは?【スマトラの大地を感じよう】

投稿日:2019-07-20 更新日:



「マンデリンって、どんなコーヒーなのかな?特徴について教えて!」

「マンデリンって、どんな味わいなのかな?」


こういった疑問にお答えします。

ちょっとだけ自己紹介



※記事の信頼性を保つために記載しています。
※少し長いので、ここは読み飛ばしてもらっても構いません。



自己紹介として、私とコーヒーの関わりについてお話します。


コーヒーにはまったのは、新卒の2014年頃。

それまでは、「ただの苦いだけの飲み物」としか思っていませんでした。

しかし、会社員になって家の近くのカフェでお茶したり、仕事したりする機会が増えてコーヒーを飲む機会が増えました。

あとは、当時セブンカフェのようなサービスが普及し始めたのも、同じような時期だったと思います。


今まで避けてきたコーヒーを改めて味わってみたら、

「あれ、意外と美味しいぞ!?」

と思ったのがきっかけです。


それから、コーヒーの魅力にとらわれてしまいました。

そして現在は、ほぼ毎日3〜4杯を欠かさず飲んでいます。


ただ、本格的にコーヒーを勉強し始めたのは2019年に入ってからです。

自分だけのお気に入りのコーヒーを探すべく、勉強している次第です。


続いて、記事の信頼性についてお話します。


ネット情報ですと、あまり信頼性の面で薄くなると感じています。

なので、記事の内容は本や雑誌、実際に自分で体験した情報をメインに載せています。

※どうしても調査できないものは、一部ネット情報を引用しています。


まだまだコーヒー素人の身ではありますが、記事の信頼性担保になれば幸いです。

マンデリンコーヒーの特徴とは?



ガツンとした苦味が特徴の、マンデリン。

どんなコーヒーなのか、特徴について解説します。

マンデリンの概要



マンデリンとはどんなコーヒーなのか、以下概要です。

  • 英語表記名:Mandheling
  • 生産国:インドネシア
  • 地域:スマトラ島北部
  • 品種:アラビカ種
  • 精製方法:スマトラ式(ギリン・バサー式)
  • グレード:G1〜G6の7段階
  • 適した焙煎:シティロースト〜フレンチロースト


概要は、こんな感じです。


コーヒー生産量が世界第4位のインドネシアで、最も有名で人気の高い銘柄ですね。

スマトラ島北部のアチェ、リントンという地域で主に生産されていますよ。

品種はアラビカ種で、主にティピカ種が多いですね。


マンデリンの由来は、スマトラ島に住むマンデリン族という部族名からきています。

スマトラ式で精製された人気銘柄



インドネシアでは、伝統的なスマトラ式(ギリン・バサー)という、セミウォッシュドに近い精製方法が主流です。

ウォッシュドが、その次に多いですね。


マンデリンは、伝統的なスマトラ式で精製されたコーヒー豆を使っています。

ちなみに、スマトラ式の精製手順についてはこちらの記事で解説しています。

>>【味わいが変わる】コーヒーの精製方法とは?【ナチュラルやウォッシュドについて解説】

マンデリンの最高グレードは「G1」



マンデリンは、欠点数に応じて格付けをしています。

欠点数とは、異物や欠点豆の混入率のことで、欠点数が少ないほど高い格付けになります。

グレード(格付け)欠点数(300gあたり)
G111以下
G212〜25
G326〜44
G4a45〜60
G4b61〜80
G581〜150
G6151〜225


G1(グレード1)が最も高い格付けで、マンデリンはだいたいG1もしくはG2がほとんどですね。

しかし注意点としては、カッピングが評価に入っていないことです。


つまりG1だからといって、味わいも高評価というわけではないんですね。

焙煎は中深煎り〜深煎り



マンデリンに適した焙煎は、中深煎り〜深煎りです。


具体的にいうと、シティローストからフレンチローストの間がオススメですよ。

浅煎りだと、マンデリン特有の苦味を生かしきれないので、深めの焙煎が良いとされていますね。

深いコクと苦味が特徴



マンデリンの味わいは、とにかく濃厚なコクと苦味が特徴ですね。

酸味はかなり少なく、ほんのりした甘みがアクセントになっています。


スマトラ式によってワイルドな味わいにまとまり、フレーバーも多彩ですよ。

手軽に味わうなら、マンデリンフレンチがオススメ



「さっそく、マンデリンを飲んでみたい!」

という方にオススメは、カルディの「マンデリンフレンチ」ですね。



女優の竹内結子さんも、愛飲されているのだとか。

お試しとして、ぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。

マンデリンコーヒーの実飲レビュー!



マンデリンを実際に飲んでみましたので、レビューを書きました。

気になる方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

実飲レビューしました



実際にマンデリンを飲んで、レビューを書いてみました。

まだ飲んだことがない方や、これからマンデリンを飲む方の参考程度に見て頂けると、幸いです。

レビュー対象:「マンデリン・リントン」

※現在、取り扱いはありません



今回のレビュー対象は、リントン地区で生産されたマンデリンです。

以下、概要です。

  • 農園:リントン地区
  • 精製方法:スマトラ式
  • 品種:ティピカ種
  • 標高:1200〜1400m
  • 購入先:FLAT WHITEさん

MANDHELING 「TOBAKO」は、古くからの産地で、今なおティピカ系の樹が残っており、標高も1,200m以上の、トバ湖南岸のLINTONG(リントン)地区の豆にこだわって買い付け、精選しました。

サイズも7mm upに揃え、「昔ながらのマンデリン」の香りと苦味・コク、そして重厚なアフターテイストを守った逸品です。

FLAT WHITEより抜粋


スマトラ島北部のリントン地区にて生産された、マンデリンです。


インドネシアは、小規模農家が多く、大半の農園が1〜2ヘクタールくらいの大き程度しかありません。

なので、ほとんどが地域くらいまでしか特定できず、生産者・精製所まで遡るのはかなり難しいようですね。

「マンデリン・リントン」のカッピング評価

  • フレーバー:カカオ、シナモン、ブルーベリー、スウィートコーン



重厚なコクとアフターテイストが持ち味の、高品質なマンデリンですね。


焙煎度合いは、コーヒーオイルのテカリが少し出ていて茶褐色系なので、シティローストあたりだと思います。

感想:「キャラメル系で、ほどよい甘み」



実際に飲んでみたところ、キャラメル系のフレーバーを感じましたね。

そこまで苦味の主張が激しいわけではなく、コクと苦味のバランスが良いですね。

酸味はほんの少し感じる程度で、後から来るほんのりした甘みが絶妙です。

豆で購入しましたが、ドリップ時のコーヒー粉の膨らみ具合から、鮮度の高さは申し分ないですね。


文句なしの五つ星で、素晴らしいマンデリンです。

昼食後の1杯にオススメ



食後のお口直しとして、マンデリンはオススメですね。

重厚なアフターテイストで、脂っこい昼食メニューを食べた後に飲むと、上質なマンデリンの香りと苦味が綺麗に洗い流してくれます。

濃厚な苦味とコク!マンデリンコーヒーで、スマトラの大地を感じよう!



マンデリンの特徴と味わいのレビューについて、ご紹介しました。


パンチのあるコクと苦味を味わいたいなら、マンデリンで決まりですね。


ちなみに、マンデリンを手軽に味わうなら、カルディのマンデリンフレンチがオススメですよ。



フレンチローストで仕上げた、良質なマンデリンですよ。


それから、レビュー時に参考にした「マンデリン・リントン」についても再度ご紹介しておきます。


>>FLAT WHITEさん


最後に追記として、インドネシアでマンデリンと同じく有名なのが、「コピ・ルアク」という超希少コーヒーです。

東南アジアに生息するジャコウネコの糞から作る、「世界一高価なコーヒー」として知られています。

関連記事もありますので、興味のある方は、ぜひご覧下さい。

>>ジャコウネコのウンチコーヒー「コピ・ルアク」について調べてみた【超高級です】


スマトラ島の大地の恵みを受けた、上質なマンデリンをぜひ飲んでみて下さいね。


それでは、以上です。

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